株式会社日立製作所

2022.05.11 TECHNOLOGY 生体認証にパラダイムシフトをもたらした日立の「PBI」技術がすごい理由

この記事のAI要約
Target この記事の主なターゲット
  • IT業界のプロフェッショナル
  • 情報セキュリティ専門家
  • ビジネスリーダーおよび管理者
  • デジタル変革に関心のある企業経営者
  • 新技術に興味を持つ一般消費者
Point この記事を読んで得られる知識

この記事を読むことで得られる知識は、非対面の生活が増える中で情報セキュリティの重要性が増している背景と、そのための技術的な対策が必要であることについて理解が深まります。特に、COVID-19パンデミックを契機に多くの事業者が情報セキュリティの見直しをしている状況が伺えます。また、日立製作所の開発した公開型生体認証基盤Public Biometric Infrastructure(PBI)が、利便性とセキュリティを両立できる技術として注目されていることがわかります。この記事では、PBI技術がどのようにプライバシー保護と高度なセキュリティを実現し、どのような社会実装を目指しているのかについて具体的な事例をもとに紹介されています。また、日立オープンラボ横浜での活動を通じたビジネス展開や実証実験のプロセスについても知ることができます。これにより、最新の生体認証技術の進化とその実用化に向けた課題や取り組み状況が理解できます。

Text AI要約の元文章

世の中のDX(デジタル・トランスフォーメーション)が加速し、非対面での生活が新たな常識になりつつある昨今においては、情報の安全・安心を担保するための暗号や認証、改ざん検知の仕組み等が不可欠になります。特に2020年のCOVID-19パンデミックをきっかけに、情報セキュリティの観点でこの領域を改めて意識した事業者は多いことでしょう。

そのような時流で、利便性とセキュリティの両立ができる認証基盤として、日立製作所の「公開型生体認証基盤 Public Biometric Infrastructure(PBI)」と呼ばれる技術が注目を集めています。

同社では早い段階から生体認証技術の研究開発を進めており、プライバシーの保護と高度なセキュリティを実現するプラットフォームサービスを展開して、国内外の様々な事業者とのビジネス展開や実証実験を進めています。

PBIとはどのような技術で、どんな未来を見通して社会実装を進めているのか。PBIチームとして活動する2名の技術者に、神奈川県横浜市にある「日立オープンラボ横浜(※)」にてお話を伺いました。
※日立の最新技術を活用し 顧客協創のプロセスの一部であるプロトタイピング(試作)・価値検証を顧客やパートナーとともに行い、オープンイノベーションを実現するためのラボ

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