山里 將樹
千葉大卒。2013年からフリーランスでイラストレーターとして活動開始。テレビ番組のイラストを中心に、雑誌・webのカットイラストやエッセイ漫画の連載をしています。
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サイボウズは「働きやすい会社」として知られており、その文化には従来の企業慣習からは一風変わった特徴があります。具体的には、勤務時間中にプライベートな話を共有することが促進されている点が挙げられます。サイボウズには「分報」という社内情報共有ツールがあり、社員は仕事に関係ないと思われがちなプライベートな情報や気づきを気軽につぶやける仕組みがあります。
一見、プライベートな話が業務と無関係に思われるかもしれませんが、これがチームメンバー間の相互理解やサポートを促し、新しいアイデアの創出に寄与するのです。例えば、誰かが調子が悪いことを知れば、周囲の人はその人に対し思いやりのある対応ができるようになります。また、他部署の人が意外な形で支援を申し出ることもあります。
このように、プライベートと業務を無理に分けて考えるのではなく、誰でも気軽に話せる環境を提供することで、社内コミュニケーションの質を向上させ、結果として働きやすい職場環境が形成されているのです。
働きやすい会社のヘンなところ
「新しい働き方」「自由な働き方」「働きやすい会社」──。ここ数年で、世の中でよく聞くようになった言葉たち。サイボウズも「働きやすい会社」として取り上げていただくことがあります。
そして、実際に中にいるとなかなか気づかないのですが、サイボウズには、転職してきた人やお付き合いのある企業の方々が思わずびっくりしてしまうような「ちょっとおかしい」会社の常識があるようです。
「働きやすい会社」には、世の中の常識からちょっと外れた、その会社ならではの少しおかしいアタリマエが存在するのかも……?
そんな常識を少しずつ紹介していく連載、「働きやすい会社のヘンなところ」。第5話は、会社でプライベートを共有する文化のお話です。
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千葉大卒。2013年からフリーランスでイラストレーターとして活動開始。テレビ番組のイラストを中心に、雑誌・webのカットイラストやエッセイ漫画の連載をしています。
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1992年生まれ、京都出身、東京在住。 大学時代に本屋で働いた経験から、文章に関わる仕事がしたいと編集者を目指すように。2015年サイボウズへ新卒で入社。製品プロモーション、サイボウズ式編集部での経験を経て、2020年フリーランスへ。現在は、ウェブや紙など媒体を問わず、編集者・ライターとして活動をしている。
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