夕海
日本大学芸術学部美術学科を卒業後、フリーランスでの活動を開始。講談社にて『三瓶先生の時間』が第2回THE GATE奨励賞、『ひみつの花園さん』が第69回ちばてつや賞大賞受賞。オリジナルデザインのTシャツ等も販売中。
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このエッセイでは、スイス出身のアレックスがサイボウズという日本の会社で働く中で感じた、日本の職場文化や言葉づかいに関する戸惑いや気づきをシェアしています。日本では、社内で頻繁に使われる「あれっ?」という疑問を例に、まずは社会人として必須とされる尊敬語や敬語の使用に関する難しさが挙げられています。母語でない言語で正しい敬語を自然に使うことが難しいため、時には失敗することもあることが述べられています。
さらに、「お疲れ様です」といった挨拶が日常的にあらゆる場面で使われることへの戸惑いも語られています。日本語学校で習った通り、当初は仕事の後に使うものと考えていたため、日中に同僚から言われると疑問を感じたものの、実際には日本の職場文化では単なる挨拶として広く使われていることを理解しています。
また、日本人の多様性に対する誤解も取り上げられています。採用面接での質問を通じて"日本企業には多様性が少ない"と思っていたものの、実際に働いてみると同僚たちの個性やバックグラウンドの多様性を認識するようになりました。この経験を通じて、日本人にも独自の多様性があることがわかったとしています。
さらに、ヨーロッパ文化についての偏見や誤解もあることが一例として挙げられ、異文化間理解の重要性が示唆されています。
マンガ:夕海 編集:アレックス
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日本大学芸術学部美術学科を卒業後、フリーランスでの活動を開始。講談社にて『三瓶先生の時間』が第2回THE GATE奨励賞、『ひみつの花園さん』が第69回ちばてつや賞大賞受賞。オリジナルデザインのTシャツ等も販売中。
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