サイボウズ株式会社

同僚にモヤモヤしたとき、「事実と解釈」を区別したら楽になった話

この記事のAI要約
Target この記事の主なターゲット
  • 働き方改革に興味がある社会人
  • 職場のコミュニケーションに悩んでいる人
  • サイボウズの社風に興味を持つビジネスパーソン
  • 転職を考えている人
  • HR関連の専門家
Point この記事を読んで得られる知識

この記事では、サイボウズ社内の独特な企業文化として「事実と解釈を分ける」ことの重要性が紹介されています。多様なメンバーが集まる中でのコミュニケーションのコツとして、事実(客観的な出来事)と解釈(個人的な感情や考え)を分けて考えることで、職場で生じるモヤモヤや誤解を軽減することができるとされています。例えば、すれ違いやギクシャクしたコミュニケーションが発生したときに、その背景となる事実を冷静に確認する習慣を身につければ、異なる視点でお互いを理解し合えるようになります。この考え方は、多様な働き方や居心地の良い職場環境を実現する上での秘訣とされています。また、こうした手法は特にリモートワークなどの状況下では、誤解や不安を解消するために重要であると述べられています。

Text AI要約の元文章
サイボウズ

働きやすい会社のヘンなところ

同僚にモヤモヤしたとき、「事実と解釈」を区別したら楽になった話

「新しい働き方」「自由な働き方」「働きやすい会社」──。ここ数年で、世の中でよく聞くようになった言葉たち。サイボウズも「働きやすい会社」として取り上げていただくことがあります。

そして、実際に中にいるとなかなか気づかないのですが、サイボウズには、転職してきた人やお付き合いのある企業の方々が思わずびっくりしてしまうような「ちょっとおかしい」会社の常識があるようです。

「働きやすい会社」には、世の中の常識からちょっと外れた、その会社ならではの少しおかしいアタリマエが存在するのかも……? 

そんな常識を少しずつ紹介していく連載、「働きやすい会社のヘンなところ」。第9話は、職場のモヤモヤに関するお話です。

第9話:「あの人に嫌われちゃったかも……」とモヤモヤしていたら

「事実と解釈」を区別すれば、もっと効率的に、気持ちよくコミュニケーションできるかも

サイボウズには、「事実と解釈」を分けて議論する文化があります。「事実」は、誰が見たり聞いたりしても同じですが、同じ物事を見聞きしても感じ方は人それぞれであるように、「解釈」は人によって異なる場合があります。これが、議論や認識が食い違う理由です。 "あの人最近そっけないし、嫌われちゃったかな……""テレワーク中、返事が遅い気がするけど、サボっているんじゃないか……"などといった職場で感じるモヤモヤに対しても、まず一歩引いて「事実」を確認する習慣が身につけば、別の見方ができるようになりそうです。 こうしたスキルもまた、多様なメンバーが集うチームで気持ちよくコミュニケーションをとるための秘訣かもしれません。
マンガ:山里將樹 企画編集:今井豪人
2021年6月22日「オンラインだから伝わらない」ではなく、課題が明確になっただけ──『具体と抽象』細谷功さんに聞く、会話のコツ
2019年12月12日「寝坊してしまった……上司に怒られる!」と思いきや、嘘をつかなかったことを褒められた
2019年3月 5日「会社でモヤモヤしたことを言いづらい……」とためらっていたら、同僚に一喝されてしまった

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執筆

イラストレーター

山里 將樹

千葉大卒。2013年からフリーランスでイラストレーターとして活動開始。テレビ番組のイラストを中心に、雑誌・webのカットイラストやエッセイ漫画の連載をしています。

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編集

編集部

今井 豪人

酒類・食品メーカーを経て、2020年サイボウズに入社。 サイボウズ式では、社内の変わった文化・制度、マンガ記事を中心に編集しています。

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