サイボウズ株式会社

「勤務時間にプライベートの話をする」なんて、言語道断だと思ってた

この記事のAI要約
Target この記事の主なターゲット
  • 企業の人事担当者
  • 働き方改革に関心のあるビジネスパーソン
  • 社内コミュニケーションの改善を考えている経営者
  • 働きやすい職場環境を目指す企業のリーダー
  • 柔軟な職場文化に興味のある働く人々
Point この記事を読んで得られる知識

この記事から得られる知識は、サイボウズという会社が「働きやすい会社」として紹介される背景にあるユニークな社内文化についてです。同社には「分報」という文化があり、業務中にプライベートな出来事や体調について自由に共有できる場が用意されています。これにより、社員同士が互いに理解し合い、思わぬ支援やアイデアが生まれることがあります。

「プライベートは仕事に関係ない」と排除するのではなく、自由に話せる環境を作ることで、社内のコミュニケーションが改善され、チーム内の連携が強まることが示されています。このような文化が、サイボウズを独特で働きやすい会社としている理由の一つとなっています。この記事では、サイボウズの少し変わった社内慣習や、それがもたらす効果についての理解を深めることができます。

Text AI要約の元文章
サイボウズ

働きやすい会社のヘンなところ

「勤務時間にプライベートの話をする」なんて、言語道断だと思ってた

「新しい働き方」「自由な働き方」「働きやすい会社」──。ここ数年で、世の中でよく聞くようになった言葉たち。サイボウズも「働きやすい会社」として取り上げていただくことがあります。

そして、実際に中にいるとなかなか気づかないのですが、サイボウズには、転職してきた人やお付き合いのある企業の方々が思わずびっくりしてしまうような「ちょっとおかしい」会社の常識があるようです。

「働きやすい会社」には、世の中の常識からちょっと外れた、その会社ならではの少しおかしいアタリマエが存在するのかも……? 

そんな常識を少しずつ紹介していく連載、「働きやすい会社のヘンなところ」。第5話は、会社でプライベートを共有する文化のお話です。

第5話:「勤務時間にプライベートの話をする」なんて、言語道断だと思っていたけど……

「プライベートは仕事に関係ない」なんてことはない

サイボウズには、「分報(ふんほう)」という文化があります。社内の情報共有ツールの中に、ふとした気づきや体調のこと、プライベートで起きた出来事などについて気軽につぶやけるTwitterのような場所があるのです。 一見「プライベートの話を仕事中にするなんて……」と思われるかもしれませんが、実はこのことが、チームメンバーの相互理解につながったり、思わぬアイデアが生まれる要因になったりしています。 「今業務でこんなことに困っています」とつぶやくと、意図せずほかの部署の人が助けてくれる。「今日は朝から頭痛がします」「今日は生理です」という情報を知るだけで、その人にちょっと優しくなれる──。 「プライベートなんて仕事に関係ない」と排除してしまうのではなく、なんでも気軽に話せる場所を用意することで、社内のコミュニケーションは少しずつよくなっていくのかもしれません。 (つづく) マンガ:山里將樹 企画編集:明石悠佳
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執筆

イラストレーター

山里 將樹

千葉大卒。2013年からフリーランスでイラストレーターとして活動開始。テレビ番組のイラストを中心に、雑誌・webのカットイラストやエッセイ漫画の連載をしています。

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編集

ライター

あかしゆか

1992年生まれ、京都出身、東京在住。 大学時代に本屋で働いた経験から、文章に関わる仕事がしたいと編集者を目指すように。2015年サイボウズへ新卒で入社。製品プロモーション、サイボウズ式編集部での経験を経て、2020年フリーランスへ。現在は、ウェブや紙など媒体を問わず、編集者・ライターとして活動をしている。

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