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【第6回】世界は線でつながっている──インターネットって何だろう?

この記事のAI要約
Target この記事の主なターゲット
  • 中学生や高校生などの若い世代
  • コンピューターやインターネットに興味を持つ初心者
  • プログラミングに興味がある人
  • 技術の基礎知識を学びたい一般の読者
Point この記事を読んで得られる知識

この記事を読むと、インターネットの基本的な仕組みについて理解を深めることができます。インターネットとは世界中のコンピューターをつないでいる「網」のようなものであり、その始まりは物理的に離れた大学同士が情報を共有するためのケーブルからだったことが説明されています。この「網」は、海底ケーブルなどによって世界各地を物理的に結んでいる実際の線によって成り立っており、そのおかげで私たちは遠くのサーバーとデータをやり取りできています。例えば、海外のサーバーにある動画を視聴するときは、海底ケーブルを介して信号が今の場所まで届けられる仕組みとなっています。また、そのケーブルは深海でも使用に耐え、保護されているため安全に情報がやり取りできるという保護対策もあることがわかります。

Text AI要約の元文章

【第6回】世界は線でつながっている──インターネットって何だろう?

サイボウズのプログラマーの"プロさん"に、コンピューターやプログラミングについて聞くシリーズ「プログラミングって?」。今回はそもそもネットってどうやって繋がってるのか、聞いてみました。

パソコンやスマートフォン、タブレットなどでいつでもどこでもメールを送ったり調べ物をしたりできるのは、いろいろなところとつながっているインターネットのおかげだ。遠くに離れたコンピューターのプログラムとどうやってやりとりしているのだろう。

※この連載は、毎日新聞社発行の月刊誌「NEWSがわかる」で連載している記事の転載です。

インターネットとは「網」のこと

そもそもインターネットとは「網」のことをいうんだ。遠く離れたコンピューター同士をつなぐしくみで、もともとは物理的に離れた大学同士が情報を共有するためにつなげたケーブルから始まった。たくさんの人がどんどんつながっていって、みんなのおうちでもつながるようになったんだ。

線でつながる世界

普段目にすることはないけれど、遠くのコンピューターを結ぶために世界は「線」でつながっていて、コンピューターの中にいるこびとさんは世界中で連絡を取り合っている。
例えば、インターネットで海外のサーバーにある動画を見るとき、直接アメリカの会社と無線でつながっているわけではないんだ。アメリカと日本は海底ケーブルでつながっていて、そこを情報が通っている。海底8,000mの深さに敷かれているところもあるんだ。太さは深いところでは直径2cmくらいで、魚に食べられたり傷つけられたりしないように、保護膜で覆われているんだ。

(転載元:ニュースがわかる・発行:毎日新聞社/イラスト・斉藤恵/©サイボウズ/毎日新聞社 2017)
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2017年3月 1日【第3回】人間を支えるプログラム──プログラミングって?
2017年4月 5日【第4回】スマホはどういう仕組みになっている?──スマホのなかのこびとたち
2017年5月 8日【第5回】無かったことにできるしくみ──コンピューターのすごいところ
2015年7月31日 プログラマーって何しているの? IT企業の中身はどうなっているの? 中学生が聞いてみた

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